本日テレビ朝日系列の『スーパー戦隊』シリーズが45周年を迎えました。
1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』の開始から45年間にいろいろな出来事があり、1979年に『バトルフィーバーJ』でシリーズが再開してから東映の特撮ヒーロー番組では最長の放送となっています。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』がアメリカで『パワーレンジャー』として生まれ変わってから海外でもシリーズ化が続いていて、現在の北米圏でのスポンサーがバンダイからハズブロに変わって続行しています。
顔出し幹部が結構登場していた時期が懐かしく、『電子戦隊デンジマン』での曽我町子さん扮するヘドリアン女王、『超電子バイオマン』でのストロング金剛さん扮するモンスター、『忍者戦隊カクレンジャー』での遠藤憲一さん扮する貴公子ジュニア、『炎神戦隊ゴーオンジャー』での及川奈央さん扮するケガレシアなどの個性的な悪役が登場してきました。
戦隊側では嶋大輔さんが『超獣戦隊ライブマン』のレッドファルコン、さとう珠緒さんが『超力戦隊オーレンジャー』のオーピンク、酒井一圭さんが『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブラック、M・A・Oさんが『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイイエローに抜てきされたのが感慨深いものです。
現在放送中の44作目である『魔進戦隊キラメイジャー』では、コスプレイヤーの夢咲はゆさんが改名した新條由芽さんがキラメイグリーンに抜てきされたことはコスプレ史に残る快挙となっています。
悪役のクランチュラは顔出し着ぐるみ系で、異色なキャラクターになっています。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』後期から『戦隊』の真裏となってしまった東映アニメーション制作のフジテレビ系アニメ『ワンピース』の他に本日からテレビ東京系列でヒーローアニメ『トミカ絆合体アースグランナー』が裏番組となってしまったり、1週間前に主人公のキラメイレッドの小宮璃央さんが新型コロナウイルスの陽性にかかってしまい撮影が休止となったことなど不運が続いている状況で、これまでにない『スーパー戦隊』存続の危機が強まっている状況です。
『キラメイジャー』は5月放送回までストックがあるのですが、撮影再開までの穴埋めがどのような形式になるかはわからないようです。『戦隊』だけでなく日本のドラマ・映画などの撮影が困難になっていることも響きそうです。
本日放送回の時間では璃央さんの回復祈願でツイッターなどのSNSが復帰祈願で盛り上がってほしいと共に、璃央さんの早期回復とコロナが収束して撮影が再開できる日が来ること、そして来年に無事『戦隊』45作目が実現することを祈っております。
