超バラ研:日記2

バラエティヒーローや顔出し着ぐるみ関連の情報のブログです。

違法サイトや違法動画にリンクしただけで逮捕へ

本日、改正著作権法の施行で、リーチサイトという違法サイト対策としてリンクしただけで逮捕される厳罰化が導入されました。
アフィリエイトサイトで漫画や成人向けコンテンツなどの著作権侵害リンクを多数貼って金もうけをしている管理人を取り締まるために著作権法を更に厳しくしたもので、有償著作物だけでなく無償で公開されている著作物の海賊版なども対象となっているので、著作物の取り締まりが本格化しています。
当初は非親告罪の予定だったのですが、親告罪となりました。アフィリエイトサイトだけでなく非営利サイトも対象となっているようで、画像が掲載されているファンサイトやブログ、ウィキサイトなどで引用か無断転載か曖昧となっていることが多いことからリンクを貼ることも萎縮効果も影響が出てきそうです。

昨年から成人向けコンテンツに出演していた元女優の人権保護のために出演作品を封印作品にしてきていることから、元女優の方々の人権を守るために青少年に有害なサイトを取り締まることが増えそうな予感です。

違法動画をリンクしているツイッターなどのアカウントも対象となっていて、今年、権利者の名前を隠した著作権侵害画像のリツイートは日本では犯罪行為であることが最高裁判所判例で認められたことや漫画『キン肉マン』の1シーンの無断転載がきっかけで原作者が画像の違法アップロードを含むツイートを取り締まる方針に出たことから、違法動画のリンクや著作権侵害画像を含むツイートをリツイートしただけで逮捕される可能性も出てきております。
小学館『てれびくん』編集部が『仮面ライダー』シリーズのネタバレとして無断転載している記事の違法アップロード取り締まりを厳格化するため、『仮面ライダー』シリーズの記事の無断転載をしたブログ管理人やツイッターアカウントなどをターゲットにするように思われます。
成人向けコンテンツの画像・動画無断転載で見せしめ逮捕の確率も高そうな予感です。

顔出し着ぐるみ画像にアイドルの顔をコラージュで合成したフェイク画像作成も、TPPに合わせた2年前の著作権法改正で非営利の著作権侵害非親告罪から除外したことで更に悪化し、ツイッターの顔出し着ぐるみ関連で公開されているアカウントのほとんどがコラージュ画像を多数公開する違法行為が続出している状況で、一部を加工した違法画像をリツイートしたら逮捕されることが今年明確化されたことで、顔出し着ぐるみ関連の違法コラージュ画像が撲滅するかどうかの瀬戸際となっています。
今年は映像商品として発売する予定だった顔出し着ぐるみ作品の1シーンの画像の無断転載がきっかけでお蔵入りするなど、顔出し着ぐるみの映像商品化のジンクスが増えてきているようです。
デザイナーのサエボーグさんが今年、蟻の顔出し着ぐるみ姿を公開し、その後それを改造し顔を隠すバージョンとなったことも、顔出し着ぐるみ画像の無断転載対策を兼ねているようです。


来年元旦から違法ダウンロードの全著作物への厳罰化で著作権が益々厳しくなり、TPPに合わせた2年前の著作権法改正で二次創作を非親告罪の対象外にしたことに続き、二次創作に対する違法ダウンロードを罰則から除外したことで、日本における大半の権利者が二次創作に大らかな寛容であることからその盲点を突いて厳罰の幅を広げたことも重要であり。日本の世界一厳しい著作権法が更に厳しくなったものとなっています。