超バラ研:日記2

バラエティヒーローや顔出し着ぐるみ関連の情報のブログです。

ディープフェイク事件のこと

本日、映像に映っている女優の顔を別の女優の顔にAI技術ですげ替えたコラージュ合成動画である“ディープフェイク”の作成者が著作権法違反と名誉毀損罪で逮捕されたニュースが出てきたのですが、昨日の改正著作権法施行による違法リンクサイトの厳罰化から著作権が益々厳しくなったことから、今年の女性芸能人がひぼう中傷を受けている人権問題がきっかけも含め、芸能人の人権保護の動きも加速化している影響もあり、著作権保護と人権保護を兼ねた犯罪取り締まり強化が大きいものです。

権利者の許可を得ていない映像合成且つそれを公開することによるカネもうけ目的での悪質な著作権侵害及び人権侵害であることから、ディープフェイク対策で著作権法のさらなる厳罰化への動きが加速しそうな予感です。来年1月から違法ダウンロードの更なる厳罰化となるのですが、今月下旬からの臨時国会で今回のディープフェイク事件の影響で二次創作を違法ダウンロード取締の対象外にする特例からディープフェイクなど悪質な二次創作を除外し違法ダウンロードで逮捕できるようにする動きやディープフェイクなど不適切な目的の二次創作違法アップロードを非営利でも非親告罪に適応させる動きが出てきそうです。

今回のディープフェイク事件による作成者の逮捕の影響で、ツイッターなどのSNSサイトで増加している顔出し着ぐるみを着用している人の顔を女性芸能人の顔にすげ替える悪質なコラージュ画像の作成者に対する取り締まりが急増しそうな予感で、画像を加工した著作権侵害画像をリツイートしたら権利者に訴えられた際に営利・非営利問わず逮捕可能となったことからツイッター上で大きな影響が出てきそうです。

女性芸能人が着用する顔出し着ぐるみが登場するバラエティ番組・ドラマ・CMなどが激減した頃から、女性芸能人が顔出し着ぐるみを着用したコラージュによるフェイク画像が年々ツイッター上で違法アップロードされていることから、TPPに合わせた違法アップロードの非親告罪化で非営利の違法アップロードが非親告罪の対象外になったことから更に急増したことで顔出し着ぐるみ界隈に危機が陥っていることもあり、コラージュ画像の取り締まりが強化されてほしいです。

女優やタレントなど女性芸能人の人権と著作物を守るために、ディープフェイクなどの悪質なコラージュが撲滅してほしいと祈っております。