超バラ研:日記2

バラエティヒーローや顔出し着ぐるみ関連の情報のブログです。

動画におけるあるモノを映すことのアウトの基準のこと

先月ユーチューブでとあるユーチューバーの方が投稿したウンチ収集生活の動画で、一部不適切なシーンが含まれていることが原因で、該当動画の削除と1週間動画投稿禁止処分になってしまったことがネット上でニュース記事になったのですが、動物のフン関連の動画は海外系で番組配信や映像商品のプロモーションで多く見られることから、日本ではコンプラによる表現規制が広まる以前から“動物のフン”そのものを映すことがほぼほぼタブーのように思われるようです。

日本のユーチューバー界隈では動画による広告収入に左右されることが多いことから、内容がエスカレートしていくことがあり、内容によっては広告収入の権利の剥奪やバンによるアカウント永久凍結の可能性もあることから、複雑です。

今回の動物のフン収集動画削除の影響で、海外ではセーフであっても日本国内では動物のフンそのものを映す動画の公開がタブー化しそうな雰囲気になりそうで、ほぼ同時期に公開されたBiSHのラストシングルMVでメンバー全員が顔面“馬ふん”まみれになる触れ込みでネットニュース記事になったこともあり、日本国内における動物のフンを扱った動画の存続にも大きな影響が出てきそうで、深刻な状況です。

BiSHのデビュー曲MVで顔に馬ふん入りの液体を浴びるシーンが話題になったのですが、公開当初は“馬ふん”が使用されていることが伏せられていたことから、日本国内では『めちゃイケ』のお笑いバトルロワイアルでの罰ゲームで牛ふんを大量に浴びる罰ゲームで画面全てがロゴマークで覆われるシーンがあったほど、動物のフンにまみれるシーンを映像化すること自体が長年ほぼタブーになっている時期が続いていたことから、BiSHがブレイクしてから例の顔面ウンチまみれシーンがTV番組で一部映像が流れるまで馬ふんを使用したことが明らかになるまでかなりの時間がかかったように思われます (その間に『女囚セブン』初回で頭上から臭い肥料を浴びるシーンや『世界ふしぎ発見!』での台湾ロケで顔に牛ふんを塗られるシーンがありました)。
アメリカ国内における映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで主人公のライバルが馬ふんを大量に浴びるシーンなどで動物のフンが出てくるシーンに寛容なことと大きく異なっているように思われます。

ユーチューブやフェイスブックなどの動画サイトで公開された海外のドラマ・バラエティなどの動画では、韓国のドラマ『花が咲けば、月を想い』での顔面フンまみれになって大量の肥料置き場に落としたお金を探すシーンの感想動画、台湾のバラエティ番組『綜藝玩很大』のケニアロケで顔に牛ふんを塗られる罰ゲームのシーン、台湾のドラマ『天之驕女』での牛ふん入りの堆肥の山に顔を突っ込んでしまうシーン、インドのバラエティ番組『BIGG BOSS』シリーズの牛ふん風呂チャレンジなどが公開されているのですが、検索結果に出ていても住んでいる国や地域によって内容が確認できない動画があり、今回のウンチ収集生活動画における削除基準と海外における動物のフンが出てくるシーンのある番組配信における“表現の自由”について複雑な状況になっているようです。

実写映像における動物のフンを映すシーンにおける影響は意外と大きいもので、今回のウンチ収集動画削除の件で日本国内における動画における動物のフンを扱うことについての状況が気がかりになるものです。