8月3日にサイマルラジオ・FMおだわらの懐かしアイドルソング専門音楽番組『アイドルメモリーズ』が15周年、ライブアイドル専門芸能事務所のWACKがそれぞれ10周年を迎えました。
いまのまいさんがアイドルユニット・完熟娘。のリーダーとして話題となった頃に開始されたアイメモは彼女がパーソナリティーを担当していた『GOOD DAY』の1コーナーとして30分番組として開始され、彼女がリーダーである男女混成ユニットの昭和とらいあんぐるの『アイドルメモリーズB面』を経て、4年前に1時間枠の番組となりました。
完熟娘。は当時、メンバー全員30代の女性アイドルユニットとして時代を先取りしたことも印象に残るものです。
アイドルが歌唱するアニソン特集はかなりコアな内容で、素晴らしいものです。
まいさんは【懐かしのアイドルソングの巻】で数多くのライブアイドルと共演してきたこともあり、『アイメモ』が1時間番組となってからは、宍戸留美さん・うちやえゆかさん・太田貴子さん・真瑠子さん・お神セブンら歴代レジェンドアイドルをゲストに迎えたことからライブ共演も増加しました。
大感謝祭イベントも年々行われ注目されていることから、近年のシティーポップブームや松田聖子さんの『青い珊瑚礁』再ブームから懐かしアイドルソング再注目を支えている功績が素晴らしいです。
まいさんは芸歴40年以上のライブアイドルであり、昭和末期~平成初期の女性アイドルに対する情熱が深く、ファンがネットラジオを通じて増加していることもあり、カリスマであることが伝わってきます。コアなファンが多い番組を長年支えていることも素晴らしいです。
WACKは初代BiS後期から現在活動中の自給自足アイドルグループの4代目BiSまでの歴代BiSや初代BiSの後継であるBiSHなどのアイドルグループを手がけ、現在はBiSHのメンバーだったアイナ・ジ・エンドさんが主軸となっていて、平成後期のアイドル戦国時代を支えてきたライブアイドルの歴史に欠かせない重要な事務所で、BiSHはライブアイドルからメジャーアイドルへの下克上で大ブレイクし、3年前に『NHK紅白歌合戦』出場が実現した奇跡が話題になりました
初代社長の渡辺淳之介さんが7月末日を以ってWACK代表を退任し、ロンドンで大学院生として日本のアイドルソングが国際的に通用するために音楽を学び直すことが発表されました。
渡辺さんはBiSHのデビュー曲『BiSH―星が瞬く夜に―』MVで、セントチヒロ・チッチさんとアイナ・ジ・エンドさんの顔に馬ふんなカレーなどを混ぜた激クサ液体を浴びせるシチュエーションなど破天荒な展開でライブアイドル界隈に多大な影響を与えました。
昨年6月29日に解散したBiSHのラストソングとなった『Bye-Bye Show』では、吉井和哉さんを作詞・作曲・プロデュースに迎え、メンバーの顔に泥を浴びせたり、馬ふんを塗ったりするなど結成当時の路線への回帰があり、渡辺さんはMV撮影の際に眼帯をしたり馬ふんのニオイを避けるために多重にマスクをしていたこともあり、衝撃的なものとなりました。
『Bye-Bye Show』が実は吉井さんが早期喉頭がんにかかったときの闘病生活期間に生まれ、BiSH解散後のTBS『日本レコード大賞』で優秀作品賞が受賞できれば真の有終の美を迎えられたはずだった可能性だったことから、第65回『レコ大』大賞受賞確率が確変する最後の切り札だったこともあり、偶然にもレコード大賞最重要条件である“開催年の世相を強く反映した曲”である条件をBiSH解散後に満たしたことから、BiSH最後の年の『レコ大』当日にメンバー6人が再集結するラストチャンスがあった可能性も99.9%だったこともあり、優秀作品賞を逃してしまった悲運の曲となってしまいました。
BiSはWACK創立以前に結成されプー・ルイさんやファーストサマーウイカさんらを輩出した功績もすごく、2代目BiSを経て、最も活動期間が長い3代目BiSが自給自足アイドルユニットとして4代目BiSにリニューアルされたこともあり、BiSHの栄光を再び狙う路線になりそうな予感です。
大型アイドルイベントのTIFではWACK系アイドルユニット総出演で話題となり、ライブアイドル界隈を更に盛り上げそうな勢いになってほしく、新体制のWACKが更に躍進することに期待したいです。
WACK10周年記念日の8月3日にアイナ・ジ・エンドさんの重大発表として、実年齢が“29歳”であることと発表されました。今年はアメリカの経済誌『Forbes』による【アジアで影響力のある30歳以下の30人】のエンタメ部門に、我が国日本代表としてアイナさんが輝いた名誉があったのですが、実は公式発表では“年齢非公開”とされていたことが驚きでした。
先月はアイナさんの母親が元歌手であることもニュース記事で明らかになったこともあり、母親の芸能活動再開が実現することになったらアイナさんとの親子共演の実現があってほしいです。
アイナさんは新曲『Love Sick』のMV再生回数が急上昇していることから、今年12月27日に30歳を迎えることもあり、『Love SICK』が『レコ大』の優秀作品賞受賞及び昨年の映画『キリエのうた』楽曲の特別賞受賞がアイナさんにおける30歳のバースデープレゼントとなってほしいと祈っております。
FMおだわら『アイメモ』放送開始記念日とWACK記念日が同じ8月3日であることから、ライブアイドルの歴史にとって重要な出来事であることが伝わるものです。