超バラ研:日記2

バラエティヒーローや顔出し着ぐるみ関連の情報のブログです。

水ダウのショッキングなモザイク物体

4月27日放送のTBS系列『水曜日のダウンタウン』のドッキリ企画で、トイレに鍵がかかって入れなくなってしまう内容が放送されたのですが、トイレの便器にモザイク物体が盛られていることにより、ホラー演出による想定外な展開となりました。

『水ダウ』のモザイク物体は、日本におけるTVや映画といった実写作品でほぼタブー中のタブーとなっている“モノ”の作り物と種明かしされたのですが、コンプライアンスでバラエティ番組における“表現の自由”に危機感を感じさせる以前から、“臭いモノにフタ”がなされてきたモノです。

モザイク物体は作り物にモザイクを施すことでグロテスクなものが更にグロテスクになることから、ネット上の反応で不快感による悲鳴が多数出てきたこともネットニュース記事になり、モザイク物体の存在が大きな影響を与えました。

悪臭の演出にもこだわりを見せたもので、30年前の同局のダウンタウン司会の番組『生ダウ』内で“笑えば匂う”という出演者・観客全員がおならの匂いを浴びる罰ゲーム企画があったこともあり、悪臭ネタに定評のあるものとなりました。

『水ダウ』はコンプライアンスによる表現規制を逆にネタにすることで、逆境を乗り越えている感じがします。

コンプライアンスが広まる以前のフジテレビ『めちゃイケ』のお笑いバトルロワイアルでは、敗者への罰ゲームの大量牛フン浴びで画面全体がロゴマーク入り背景で覆い隠されたり、BiSHのデビュー曲『BiSH―星が瞬く夜に―』MVでは、顔に馬フンとカレー入りの悪臭の液体をかけられるシーンがあったのですが、当初はカレーとピーナッツが材料と明かされていて馬フンを使用したことが伏せられていたことから、実際に馬フンが入っていることが公式に種明かしされたのはデビューから数年後のことで、実写でのウンチネタは想像以上にタブーであることが伝わってくるものです。