超バラ研:日記2

バラエティヒーローや顔出し着ぐるみ関連の情報のブログです。

コスプレ史におけるプラグスーツコスとドロンジョ様コスを振り返る

テレビ東京系列で放送されたタツノコプロガイナックスの共同アニメーション制作によるTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が10月4日に放送25周年を迎えてから1週間経ったのですが、プラグスーツという主人公たちが着用するコスチュームを着用したコスプレイヤーの写真はかなり衝撃的であります。
エヴァ』放送当時は第1次コスプレブームで、雑誌やムック本で本格的なコスプレを披露するプロコスプレイヤーのグラビア結構重そうなプラグスーツ姿を見ると感激ものでした。
コスプレイヤーアイドルユニット・コスプレックスがデビュー曲『Go!Go!コスプレ』をアニメドレーのトップに選んだのは、当時の『エヴァ』ブームを反映したものでした。
マスコミでは芸能人のプラグスーツコスより制服コスの方が価値があることから、芸能人が着用する制服コスの方が高評価になっている傾向が高いものですが、中川翔子さんの本格的なアスカのプラグスーツコスはかなりの話題となったのが感激ものでした。
第2次コスプレブームでプロコスプレイヤーが披露したプラグスーツコスはお色気重視のスーツに改造されたものが目立っているものが多く、第2次コスプレブーム以降のプロコスプレイヤーが披露するコスプレはお色気重視の方向へ向かったことも大きいようです。篠崎こころさんは正統派のレイのプラグスーツを披露したのが感激でした。
エヴァ』コスで最も異色なものはTBSドラマ『レンタルの恋』初回で主演の剛力彩芽さんが着用したEVA初号機の顔出し着ぐるみで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』辺りでガイナックスから権利が移行したカラーの公認コスとなっていてクオリティの高いものでした。剛力さんは同じタツノコプロのアニメの実写映画版『ガッチャマン』でヒロイン・白鳥のジュン役を担当し、独自のアレンジがなされたヒロインスーツを着用しました。

10月4日といえばフジテレビ系列で放送された『タイムボカン』が開始してから45周年を迎え、タツノコプロの代表作である『タイムボカンシリーズ』が45周年を迎えてから1週間が経ちました。同シリーズで最も有名な『ヤッターマン』の悪役・ドロンジョ様のコスプレは実写映画版で深田恭子さんが着用したかなり豪華なものが忘れられないものです。
その後、コラボ写真集『月刊ドロンジョ』で御伽ねこむさんが3DCG加工による異色のコスプレを披露したり、読売テレビのリメイク版アニメにゲスト出演した叶美香さんが写真集でコスプレ披露したり、伊織もえさんがアプリゲームのPRでドロンジョ様コスを披露したり、アローディア・ゴセンフィアオさんがグラビアでコスプレ披露したり――と多くの有名プロコスプレイヤードロンジョ様姿を披露しました。
今年はプロコスプレイヤーのえなこさんがパチ・スロゲーム『PヤッターマンVVV』で実写版ドロンジョ様になったのが感激ものでした。
ドロンジョ様以外での三悪トリオの女リーダーのコスプレでは、グラビアアイドルの篠崎愛さんが読売テレビ系列のアニメ『タイムボカン24』におけるタカラトミーの玩具イベントでビマージョ様のコスプレを披露し衣装の完成度の高さが印象的でした。

エヴァ』のプラグスーツと『ボカン』の三悪女ボス衣装といった2つのタツノコアニメ関連の話題が令和時代でも増えてほしいと願っております。